【デュエプレ】第8弾SR解説
「ゆくぞ…ペガサス!」
「ああ…!今こそ我々の力を一つに!!」
「「ゴッド・リンク!!」」
《G・A・E・ペガサス・レオパルド》!!
「「神々の力が一つとなり、パワーは2体の合計の数値!9000となる!!」」
「私達も行くぞ、オルメガス!」
「ああ!私達の真の力を解放する!!」
「「ゴッド・リンク!!」」
《炎地武神バルザック・オルメガス》!!
「「パワーは2体の力が合わさり、10000!!」」
「愚かな…」
「「何!?」」
「なんと矮小な者達よ。二神の力を束ねておきながら、その程度のパワーしか発揮できないとは」
「「貴様何者だ!姿を現せ!!」」
「フッ…いいだろう。これが貴様等では未来永劫届かない「SR」の領域-!」
「「ゴッド・リンク!!」」
「「なっ……!?」」
「「馬鹿な……! 21000……だと……!?」」
「「パワー7000のクリーチャー2体のリンクで……己の持つポテンシャル以上の力を引き出している……!!」」
「「フハハハハハハ!!小さき者たちよ!これが力の……否、「レアリティ」の差というものだ!!」」
5000+4000=9000
5000+5000=10000
7000+7000=21000?????
端っこの方にもう1体ぐらいくっついてね??
おはこんばんちは。クーです。
前回に引き続き、デュエプレのカードパック第8弾「極神創世譚」VR・SR解説。今回はSR編です。冒頭で出た「アイツ」を含め、期待してるカードが多いので18日のリリースが待ち遠しいですねぇ。
では早速、イクゾー!
《連珠の精霊アガピトス》
評価︰★★☆☆☆
cipでデッキから3コス以下の光クリーチャー1体を踏み倒し、同条件のクリーチャーが場に出た時に敵軍の最小パワーのクリーチャー1体をタップする効果を持っています。
「3以下かぁー!!」というのが率直な感想です。これ4以下だったら《光輪の精霊 ピカリエ》とか《聖騎士ヴォイジャー》とか出せたしめっちゃ強かっただろうなぁー!!でも流石に許されないかぁー!!といった具合です。
単純に1枚が2枚になるのは強いんですが、難しいのがこいつを採用するということはデッキに3コス以下の光クリーチャーを積まなきゃいけないって事なんですよね。まあ当たり前ですけど。効果的にはコントロール向きなんですが、コントロールならあまり低コストのカードパワーが低いクリーチャーを入れたくないんですよ。後半に弱くなってしまうので。そういった点から効果とデッキタイプの噛み合いが悪い1枚です。ですが今後、単体で強力な3コストの光クリーチャーが実装されれば輝く可能性は十分にあると思います。
《魔刻の斬将オルゼキア》
評価︰★★★★★
KAKKOEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!
PVで見た時にはテンションぶち上げでしたね。僕の小学生時代のヒーローでした。
登場時に自身のクリーチャー1体、相手のクリーチャー2体を破壊します。《地獄の門番 デスモーリー》の強化版みたいな効果ですね。
破壊するのは当然こいつ自身でも構いません。これ1枚から大型小型関係なく即時に2体葬ることができるという非常に凶悪なコントロール性能を誇ります。黒を含むコントロールである時点で採用の可能性が十分にあります。自壊した直後に《覚醒のタンザナイト》で墓地から回収……なんて事をやらかした日には間違いなく友達なくすので気をつけましょう。大型がバンバン出てくる「スタートチャージ10」のSPマッチ等でも大活躍しそうですね。
《超神星ビッグバン・アナスタシス》
評価︰★★☆☆☆
ドリームメイト・アークセラフィム・ドラゴンのいずれか3体の上に重ねる進化GV(ギャラクシー・ボルテックス)獣です。攻撃時メテオバーン効果でデッキからランダムなクリーチャーを可能な限り場に出します。《アポカリプス・デイ》で世界が終わります。自軍全体にSAを付与する《紅神龍ジャガルザー》等とは相性が良さそうですね。
個人的には現在のカードプールで出して楽しそうなカード第1位ではありますが、次期環境で通用するかと言われるとちょっと厳しいかなというのが本音です。デッキから呼び出すクリーチャーはランダムに選出されるのでどうしても上振れと下振れの差がありますし、他のGV獣と比較するとやはりコストが重いので召喚には手間がかかります。ドラゴンを中心に組むなら《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》の突破力には敵いませんし、ドリームメイトを中心にして使うにしても《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》の方が圧倒的に安定します。なので消去法で行くとアークセラフィムで使う事になる……んですかね……?なんにせよラダーよりカジュアルマッチでロマン寄りに使った方が面白そうなカードだと思います。
評価︰★★★☆☆
こちらはグランドデビル・デーモンコマンド・エンジェルコマンドいずれか3体を進化元とする進化GVです。攻撃時メテオバーン効果で相手の場のクリーチャー全てを持ち主のデッキに戻します。デーモンコマンドとエンジェルコマンドからも進化が可能ですが、正直こいつ出すなら《悪魔神ドルバロム》・《聖霊王アルファディオス》の方が1体から進化できますし制圧力が段違いなので、グランドデビルを中心としたデッキでの運用が基本になるかなとは思います。
対象を取らない全体デッキバウンスという、超神星の名に恥じないデュエプレ史上最強の除去効果を持っています。《神滅竜騎ガルザーク》の除去効果も発動しませんし《黒神龍グールジェネレイド》も墓地から出ませんし《超神星アポロヌス・ドラゲリオン》も《光器ペトローバ》も何事も無かったかのように帰っていきます。
盤面干渉能力だけで言うなら進化GVの中でもトップクラスですが、7弾の超神星3種と比較すると場持ちは良くありません。《デーモン・ハンド》1枚で進化元3枚+自身1枚の4枚分のアドバンテージを失ってしまう点には注意しましょう。
《幻獣竜機ボルパンサー》
評価︰★★★★★
SA持ちのパワードブレイカーで、攻撃中に他のドラゴンとドリームメイト1体につきパワーが3000上がります。5体以上存在する場合は自身のパワー未満のクリーチャーを全て破壊します。
自身を含め6体以上のドラゴンとドリームメイトが並ぶ展開はほぼ無いので後半の効果はおまけ程度です。《超神星ビッグバン・アナスタシス》の効果で他のドリームメイト・ドラゴン達と一緒に出た場合はゲームエンド級の殲滅力を持ちますね。
後半の効果を抜きにしても5コスのSA持ちで実質Wブレイカーと考えるとそれだけで破格のアタッカー性能です。パンダが殴る時にひょいっと出てきただけで即時4打点生まれてるのは普通にバグです。
先日行われた公式大会である第3回バトルアリーナでは赤抜きの、トリガー枠を厚くしてカウンター性能を高めたトリーヴァ(青白緑)ドリームメイトが結果を残していましたが、このカードの登場により再び赤を採用する理由が強くなったかもしれません。ただパワーの上昇は攻撃中のみなので打たれ弱い点には注意しましょう。
《極仙龍バイオレンス・サンダー》
評価︰★★★★☆
多色またはドラゴンを素材とする進化クリーチャーで、攻撃時3ドロー+3ハンデス+9000以下のクリーチャー1体を破壊します。
絵に書いたような高コスト高パフォーマンスのカードですね。出して殴りさえすれば膨大なアドバンテージを得ることができます。主にコントロールのフィニッシャーとしての活躍が期待されており、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》とどちらを採用するかどうかで意見が分かれると思います。お互いを比較した長所・短所を挙げておくと、
《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》
- 進化元を用意する必要が無い
- 盾を焼却できるのでSTの心配が無い
- 《アクア・リバイバー》等の耐久力が高いブロッカーが若干苦手
- 返しの除去札が痛め
《極仙龍バイオレンス・サンダー》
- 進化元を用意する必要がある
- 盾を焼却はできないのでSTの危険が孕む
- 《悪魔聖霊アウゼス》《悪魔聖霊バルホルス》等の厄介な置物をどかしながら殴りに行ける
- 殴った時点で大幅なアドを生むので返しに除去されてもリソースの差で優位に立てる
といった感じでしょうか?しっかり差別化は取れているのでデッキ内容と相談ですかね。
《無双竜機ボルグレス・バーズ》
評価︰★★☆☆☆
登場時マナのドラゴンとフェニックスを全て手札に回収し、その数だけマナを加速します。
ドラゴンデッキで不足しがちなアドバンテージを即座に回収し、器用な立ち回りをすることができるクリーチャーです。ゲーム序盤にマナに埋めた《無双竜機ボルバルザーク》等の高コストのドラゴンを後半に全て回収することができるので非常に理にかなった動きができます。効果としては申し分ないぐらい優秀なんですが、こいつを採用したドラゴンデッキが次期環境で台頭するのか?というのは思いました。7弾環境で活躍した「カチュアシュート」のメインパーツとなる《幻想妖精カチュア》がNew Division環境からはスタン落ちするのも痛いですね。スペックはそれなりなんですが周囲の環境に恵まれないカードかもしれません。
《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》
評価︰★★★★★
多色クリーチャーの進化で、cipで敵軍全タップ、攻撃時に自軍全アンタップの効果を持ちます。Twitterで乳首からビーム出てるって言われてて爆笑しました。
前世から何があったん?ってレベルで強化されました。コントロール性能と攻撃性能を兼ね備えた8弾でも屈指のカードパワーを持つ1枚と言えます。《悪魔聖霊アウゼス》と並べるといとも簡単に相手の場が焼け野原と化します。攻撃時に自分のクリーチャーを全てアンタップする効果ですが、欲張って他のクリーチャー全員で殴ってからこいつで殴ろうとすると自身が攻撃する前にトリガーで除去される可能性があるので、盾を割る順番は考えたい所ですね。
《龍仙ロマネスク》
評価︰★★★★★
TCGプレイヤーであれば多くの人が知っているであろうクリーチャーですね。cipで4枚ものカードをマナに埋める、分かりやすいパワーカードです。自ターン終了時にランダムなセルフランデスを伴うデメリット効果が存在しますが、前述の《極仙龍バイオレンス・サンダー》や《超鎧亜キングダム・ゲオルグ》に進化させる、または《魔刻の斬将オルゼキア》のコストとして破壊する等すれば回避することが可能です。
白を含むブロッカーということで、真っ先に思い当たる就職先としてはやはり5c天門が該当しますね。即座に10マナ圏内に到達することができるので《悪魔聖霊バルホルス》や《血風聖霊ザーディア》、《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》といった大型をブン投げてワッショイすることができます。また、3色ということもあり色基盤としても優秀です。天門で不足しがちな赤と緑をこれ1枚で供給できる点もgoodですね。
恐らく長い間使われることになるであろう、8弾のトップレアと言っていい1枚です。
《竜極神ゲキ / 竜極神メツ》
評価:★★★★★
いよいよ最後の1枚ですね。8弾の看板カードとも言える二神です。《竜極神ゲキ》は登場時4コス以下のリアニメイトとブロックされた時の全ハンデス効果、《竜極神メツ》は登場時に敵軍の2000以下を全て、ブロックされなかった時に6000以下を1体破壊する効果を持っています。
リンクして《竜極神ゲキメツ》になると、二神の既存の能力に加えて攻撃時に2枚ランデスの効果を得ます。
強いことしか書いてません。《竜極神ゲキ》は墓地からの蘇生とはいえ《連珠の精霊アガピトス》の時に話した「これ4コス以下だったら強かったなぁー!!」をやってしまっているので強いに決まってます。《解体人形ジェニー》や《ボルシャック・バディ・ドラゴン》等、cipでアドが稼げるクリーチャーを蘇生すれば実質2アド取れてしまうんですよ。《竜極神メツ》もcipで小型の全体除去を持っているので邪魔なウィニーのお掃除に最適です。リアニメイトか全体除去か。どちらか選んで出せるなんて贅沢な時代になったもんですね。
しかもここまでが序章です。このカードの真価は圧倒的なまでの攻撃性能にあります。
リンクすればパワー21000とサファイアもびっくりな超火力を持っているので、たとえフルパワーの《剛撃聖霊エリクシア》であろうが上からブン殴れます。ブロックすれば全ハンデス、ブロックしなければ1体破壊&4枚ブレイク。あ、どっちにしてもマナは2枚削られますよ。じゃあどうしろっちゅうねん。
ここまで長々と書き連ねてしまいましたが、簡単に言うとこういうことです。
とっても強いですね。
いかがだったでしょうか?「間違いなくこいつはやべぇ」ってカードもあれば「こいつは実際のとこどうなんだろ?」ってカードもあったりするので8弾環境が非常に楽しみですね。
ここまでの閲覧ありがとうございました!良ければコメント等いただけると嬉しいです!ではまた次の記事で|ω゚)ノシ