雑記雑多

いろいろ雑に書きます。

【デュエプレ】第8弾VR解説


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「うぅ……なんで俺は6マナのくせにパワー1000以下のクリーチャーしか破壊できないんだ……」

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「あっwwwテンペストザウルス先輩wwwちっすちっすwww」

「くそぉ……馬鹿にしやがって……」

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「大丈夫だTCG版の俺!お前は新たな姿となって蘇ったぞ!!」

「おお!お前はデュエプレ版の俺!!」

「パワー2000以下まで破壊できるようになったこの俺はまさに最強!アグロのトリガー枠をはじめ様々なデッキで活躍できるぜ!!」

「すげえ!その圧倒的なカードパワーで環境を席巻してくれ!!」

「ああ!任せろ!!」

「「うおおおおおおおおおおお!!!」」

 

 



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「ホアタァーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!」

「ギャアアアアアアアーーーーーーーーーーーーッッ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時代の流れを感じますね。

おはこんばんちは。クーです。

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今回もデュエプレの記事です。2月18日にリリースとなるカードパック第8弾「極神創世譚」のVR・SRについてゆるっと解説していこうかと。VR以上は合計20枚収録されるので、尺の都合で今回はVR編となります。それぞれのカードについて「環境で活躍できるかどうか」の観点で5段階の評価もしていきます。前の記事でも話しましたが、あくまで僕個人の見解なので参考程度にお願いしますね。

では早速、イクゾッ!! 

 

《龍聖霊ウルフェウス》

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評価︰★★☆☆☆

TCG版には無かったブロッカーが追加され、天門での採用が検討されるようになりました。手札から《ヘブンズ・ゲート》や《デーモン・ハンド》等強力な呪文を踏み倒せる効果自体は魅力的なんですが、墓地にエンジェルコマンドかドラゴンが存在している必要があるため、発動に多少手間がかかってしまう点がネックです。《ロスト・チャージャー》と《インフェルノ・ゲート》のコンボで《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》をリアニメイトする4c天門なら上手く機能するかも?

 

《魔皇グレンベルク》
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評価︰★☆☆☆☆

グランドデビルの進化で攻撃時に墓地の3コス以下のクリーチャーを踏み倒すことができます。

5コス7000のWブレイカーと基礎スタッツはそれなりに優秀なんですが、ポジション的にどうしてもドリームメイト側の《独裁者ケンジ・パンダネルラ将軍》と比較すると見劣りしてしまう……というのが本音です。 

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こちらは攻撃時にデッキからランダムなドリームメイトを踏み倒すことができ、劣っているパワーも呼び出したドリームメイトに攻撃対象を変更することでカバーできます。《魔皇グレンベルク》と違って4マナ以上のクリーチャーも踏み倒せますし、墓地にクリーチャーを用意する手間もありません。そもそも種族単位で見てもビートダウンを行うのであれば現状グランドデビルよりドリームメイトの方が優れているので、次期環境で活躍する線は薄そうかなと思います。

 

《ジェネラル・クワガタン》
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評価︰★★★★☆

登場時デッキからドリームメイトを1枚探索してマナに埋め、自軍のドリームメイトが破壊された時に同名カードをマナから踏み倒すことができます。

cipのデッキ探索と破壊時の実質的な蘇生、効果が単体でしっかり完結しているのがポイント高いですね。マナに埋める効果は召喚以外の方法でバトルゾーンに出ても発動するので自身の復活時にも再び使え、また同名カードをマナに埋める……といったことができるので除去全般に対して強く出れます。特にコントロール対面では頼りになる1枚ですね。

 

《散舞特機サンマイダー》
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評価︰★☆☆☆☆

登場時に手札のランダムな1枚の同名カードをデッキから全て手札に加え、自ターン終了時には手札を3枚になるように引けます。

単純に従来のメカオーでリソースを確保したいなら《装甲支援ガトリンガー》で十分ですし、使うならコントロールになると思うんですが……cipで増やせるカードが自分で選べないというのが難しいですね。一応増やしたカードは公開領域に全て現れることになるので、《アクア・サーファー》のようなトリガー枠を増やした時に盾に埋まっているかどうかを確認することはできます。まあそもそもサーファー増やしてどうすんだって話なんですけどね。というか元々1枚持ってるカードから同名3枚追加したらサンマイダーじゃなくてヨンマイダーなのでは?

 

《超竜騎神ボルガウルジャック》
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評価︰★★★☆☆?

かっけぇ。SRにしろよ。

ドラゴンとティラノドレイクの進化で、登場時にパワー4000以下のクリーチャーを1体、攻撃時に自身のパワー未満のクリーチャー1体を破壊します。

出して殴るだけで2体の敵を屠ることができるので盤面制圧力は非常に高いです。ビートダウン対面では無類の強さを発揮するでしょう。ただ、現状こいつを使ったデッキってどう組むと強いんや?っていうのが素直な疑問ではあります。当人のスペックは高いので上手いこと使えれば……。

 

《霊翼の宝アルバトロス》
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評価︰★☆☆☆☆

SA持ちで、破壊された時に墓地の5コス以下のクリーチャー2体をSAにして踏み倒します。

非常にトリッキーな動きをする、扱いが難しい1枚です。SAを付与するからには呼び出した2体は出したターンに殴っていきたいので、使うならやっぱりビートダウンかな?リソースが尽きる後半、最後の詰めで突撃させるイメージですかね……なんにせよ現行のカードプールではロマンカード止まりだと思います。スペック自体は相当高いので開拓が進めばトンデモデッキが生まれるかも?

 

《クリムゾン・メガ・ドラグーン》
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評価︰★★☆☆☆

cipでブロッカーを全て破壊します。

前述の《霊翼の宝アルバトロス》と比較すると非常に単純明快で使い方が分かりやすいカードですね。言うまでもなく天門にとっては怖い1枚になりそうです。f:id:Quasar_2674:20210214215141j:image

ただ7弾環境は青白メカオーや青単t白ツヴァイ、赤(青)白アポロヌスや白緑ブリザード等ビートダウンを中心にメタゲームが展開されていたので、主にコントロール対面の突破口になるであろうこのカードが活躍できるかどうかは次期環境次第だと思われます。

 

《海王龍聖ラスト・アヴァタール》
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評価︰💩

自分の最後の盾が割られる時に3ドローし、その後のアタックを封じます。

 

……

………

どう使うんやコイツ。

 

わざわざ3枚引かなくても最後の盾が割られる展開になってる時点で手札は十二分に貯まっている筈ですし、そもそも効果が受動的すぎて除去に致命的に弱いです。一斉攻撃の直前にサーファーで飛ぶのがオチです。

せめてゲーム中に1回の制約がなければ、自身の効果で耐久した返しのターンに何かしらの効果で盾追加して再び耐久……って動きもできたんですけどね。それぐらいできても良かったんじゃない?

 

《G・E・レオパルド / G・A・ペガサス》
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評価︰★★★★☆

来ましたね。8弾の目玉とも言える新たなカテゴリ「ゴッドカード」です。

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ゴッドについて説明しておくと、まず《G・E・レオパルド》・《G・A・ペガサス》というカードはパック自体には収録されません。実際にパックから排出されるのはこの《G・A・E》というクリーチャーでも呪文でもない「ゴッドカード」で、これをデッキに入れ、デュエル中に対応したコストを払い発動することで上記2体を召喚することができます。コストさえ払えば2体どちらか選んで召喚できるため、状況に応じて呼び出すクリーチャーを選択できるのがメリットですね。

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場にどちらか片方のゴッドが存在している状態で、対となるゴッドのコストを支払うことでそちらも呼び出すことができ、「ゴッド・リンク」が成立します。場の2体のゴッドが合体して1体のクリーチャーとなり、新たな効果が追加されます。《G・A・E・ペガサス・レオパルド》で言うと選ばれなくなる効果を得るので、《デーモン・ハンド》や《アクア・サーファー》を恐れずガンガン殴りに行くことができます。

で、このカードの評価なんですが。《G・E・レオパルド》と《G・A・ペガサス》ともに登場時デッキ探索を行い後続を確保することができるのでとても使いやすいと思います。特にレオパルドは探索先に光のゴッドも含まれるので2枚目以降の《G・A・E》をサーチすることも可能です。リンク後の対象耐性も含め、コントロール対面において非常に強力なアタッカーだと言えます。

 

《邪道神キキ / 外道神カイカイ》
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評価︰★★☆☆☆

《邪道神キキ》がブロッカー持ちでブロック時1ドロー、《外道神カイカイ》が相手の呪文詠唱時1ドローの効果を持っています。

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リンクして《邪道外道神キキカイカイ》になると、自身のドロー時に相手に同じ枚数のセルフハンデスをさせる事ができます。

TCG版では実質的なドローロックを仕掛ける極悪コンボが話題になったのもあり、情報判明時は界隈が結構盛り上がったりもしてたんですが、正直……そこまで強そうには見えないです。

まず言えることは全体的に「準備に時間がかかる」ということです。ゴッドの特性上、2体同時に出せる分のマナが貯まっていない場合はどうしてもゴッドリンクの準備に1ターン費やす必要があるのと、1ターン経過してリンクに成功してもこいつの場合その時点では何も起きません。能動的に発動できる効果が少ないせいで、ゲームの展開に影響を与えるまでにどうしても数ターンのラグが発生してしまうんですね。効果からしてコントロールしてくださいと言わんばかりの内容なので殴りに行くカードでもありません。つまりやる事がありません。

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一応《コマンダー・テクノバスター》と組み合わせることでデュエプレでも擬似的なドローロックは可能です。が、正直ここまで時間のかかる展開を通した時点で喰らった相手の方が悪いと思います……。

長々とdisってしまいましたが、効果自体が強力であることは確かです。下準備に時間がかかるだけのスペックは持ち合わせているので、ハマれば相手は何もできなくなると考えると怖い1枚ではあります。ですが環境に与える影響は少ないだろうと僕は見ているので星二つとしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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いかがだったでしょうか?やはりVRなので環境で活躍できそうなカードは全体的に少ないかなという印象は受けましたね。まあ僕の目が節穴である可能性も全然あるので、蓋を開けてみないことには何とも言えないですが。

次回はパックの目玉、SR10種についての解説になると思います。ここまでの閲覧ありがとうございました!|ω゚)ノシ